向上心が高い人が会社を辞めたくなる瞬間
向上心が高く、仕事に前向きな人こそ、ちゃんと活躍できて輝ける環境が必要です。
その逆だとせっかくの向上心が無駄になってしまったり、心を病んでしまうこともあります。
仕事で成長するに必要な要素は3つあります。
- 環境
- 仲間、上司
- 向上心
成長=向上心×(環境+仲間)
向上心がなくても環境や仲間が恵まれていれば成長はできます。
環境が悪くてもいい仲間と高い向上心があれば成長できます。
ただ向上心がマイナスの場合はどうすることもできません。
向上心がマイナスの状態とは心が疲弊している状態を指します。
心が疲れてしまっては良い仕事もできません。
ではなぜ心が疲弊してしまうのでしょうか?
僕も今まさに経験しているのですが、それは自分の中の違和感を無視することです。
それはどういうことかと言うと
「この人合わないな」とか「会社の価値観と自分の価値観が違う気がする」
など大きなものから小さなものまでの何かフィットしない感覚です。
自分の中の違和感を無視し続けると自尊心が段々と無くなっていきます。
僕が今回、退職を決めたのもこの違和感が次第に多くなっていって
「違和感」が「不満」になり
「不満」が「不信感」になり
「不信感」が「諦め」になり
「忠義心」や「愛社心」といったものがなくなると人は簡単にいなくなってしまいます。
そこでまだお金で辛うじて社員と繋がっている会社もあります。
が、会社の成長はそこまででしょう。
会社は社員との心の繋がり無くして長期の成長はあり得ません。
会社に対して不平不満に満ちている状態では社員のモチベーションも上がりません。
僕が感じていた違和感は
- 説明がない
昨年法人化した際に「牧場が法人化しました」と聞かされたのは法人化してから2ヶ月後のことでした。
去年の暮れのボーナスも何の説明もなく減給していて驚きました。
- 社員教育が全くない
僕が勤める前から働いていた女性の従業員の人は2年勤めていたのにほぼ搾乳しかやらしてもらっていませんでした。
僕が思うにその子は普通に仕事はできます。
その子は牧場が楽しく無くなってしまい辞めてしまいました。
もっと色んな作業ができるようになっていたら酪農の楽しさをもっと伝えれたのかなと思います。
- チーム力がない
特に社長とその父親、母親のまとまりが皆無でみんなしてバラバラの動きをしているので作業効率が非常に悪くなっている。
- 技術、手法が古い
搾乳の仕方や乳房炎の治療方法がずっと変わらない。
こだわっていてこの方法のお陰で利益が出ているとか牛が健康とかならやるべきなのだが
やっている本人がなんでやってるのか分からないとかロジックも何もないやり方を貫いている
- 成長スピードが遅い
古いやり方を変えないために成長が遅い、変化を恐れているのか変えることへの拒否反応はすごい
- 社長の人格
去年、嫁ちゃんの父と僕の父がなくなりました。
その時忌引休暇を頂いた時のメールでの対応が酷かったです。
「親が亡くなった時にそんなこと言うの?」とここでは詳しくは書けませんが
そんな人だとは思っていなかった分、びっくりしました。
それも2回も、、、悲しかった。。。。
僕もただ不満ばかり言っていた訳ではありません。
このままではまずいと思い、ミーティングや直接社長にも相談はしました。
しかし結果は何も変わりませんでした。
変わったのは僕の心だけでした。
下の人間が上の人を変えることはほぼ不可能に近いことです。
そこで僕は退職を決意したのです!
どこに向かっているか分からない船には乗ってられません。
時にはやめる勇気が必要です。
あなたの中のその違和感を大切にしてください。
自己成長のために変化していきましょう!!!
私はできる!ますます良くなっていく!!!
では、また✋
しげるでした😆✨